アクテリオン社は、1997年12月、血管内皮障害に関係する疾患の革新的な新薬の創製と開発を目的に設立され、経口エンドセリン受容体拮抗薬である「トラクリア®」(一般名:ボセンタン)を、世界で初めて肺動脈性肺高血圧症の経口治療薬として製品化することに成功致しました。「トラクリア®」は、2001年米国、2002年欧州、2005年日本において承認されて以来、世界各国で承認され現在では約60,000人の患者さんに処方されています。

この成功を機に、創薬の対象分野を広げ、エンドセリン受容体の研究開発を進展させる一方、世界の製薬業界で熾烈な開発競争が繰り広げられているGタンパク結合型受容体(GPCR)及びアスパラギン酸プロテアーゼの研究開発にも着手しました。重点的かつ効率的な取り組みにより、この両分野でも新薬候補化合物を相次いで発見致しました。
 現在、循環器系、中枢神経系、免疫・アレルギー疾患を対象にした広範囲な領域における治療を目的として、10個の化合物を臨床試験段階で、約25のプロジェクトを研究対象として取り組んでおります。

アクテリオン社「トラクリア®」に続きゴーシェ型Ⅰ病の治療薬、グリコシルセラミド合成阻害薬(製品名:「Zavesca®」を導入・開発し、欧州、米国、オーストラリアとブラジルで販売しております。さらに、肺動脈性肺高血圧症の治療薬の製品群を充実させるため、吸入プロスタサイクリン誘導体(製品名:「Ventavis®」)を企業買収により獲得し、米国で販売し、日本新薬とのグローバル連携による新タイプのプロスタグランジン受容体作動薬の開発も開始致しました。

また、グラクソ・スミスクライン、メルク、ロッシュ、バイエル・シーリング・ファーマ、日本新薬など日欧米を代表する製薬企業との提携実績は、、アクテリオン社の創薬技術が世界の最高水準に位置する証となっています。

私たちアクテリオン社は、革新的な医薬品の開発と製品の提供を通して、世界、特に重要な市場である日本の人々の健康とQOLの向上にたゆまずに引き続き貢献してまいります。
 
アクテリオン社
CEO
医学博士 ジーン ポール クロゼール
Jean-Paul Clozel,M.D.